建設業|インタビューメディア『プロフェッショナル』

真誠創工

風通しの良いフラットな社風が特徴的な総合建築会社を経営する社長様にインタビュー!

渡邊さん、柴山様、本日は宜しくお願い申し上げます。

真誠創工の渡邊です。宜しくお願い致します。

真誠創工の柴山です。宜しくお願い致します。

早速ですが社名の由来を教えてください。

誠と真実を尽くして創意工夫すると言う意味になります。真は自分の名前からで、誠は忠誠を誓う等色々な意味合いが込められています。

素敵なネーミングですね!開業のきっかけを教えていただきたいです。

中学生の頃からいつか社長になりたいと思っていました。もともと会社に勤めていたのですが経営者と衝突してしまって退職しました。自分だったらこうするのになと感じることがあまりにも多かったんです。誰かの下で仕事するのが嫌だったですし性に合わなかったんだと思います。

独立されてからどれくらい経ちますか?

2年くらい経ちます。独立してから1ヶ月くらいは私1人でやっていました。その後、もともと友達だった柴山が入ってきてくれました。柴山からの連絡がきっかけで数年ぶりに再開したんですよ。数年も働いていた会社を退職しようとしていて根性入ってるなと思って僕から誘いました。

柴山さん、なぜ真誠創工さんへの入社を決意されたのですか?

最初は自分でやるつもりだったのですが、久しぶりに渡邊と食事に行って色々話す中で、シンプルについていきたいなと思えたのが理由のひとつです。この会社で渡邊の右腕としてやっていきたいと思いました。

独立される時、不安はなかったんですか?

なかったですね。根拠のない自信で満ち溢れていました。

この業界自体のご経験は結構長いのですか?

中学卒業とともにこの業界に足を踏み入れました。職人さんの作業着姿がカッコよくて、知り合いのお父さんの会社に就職しました。それから建設会社を何社か点々として技術を磨いてきました。不動産会社に対して営業なども行ったりしていたのでその経験が独立後に活きましたね。独立後は現場が周りきらなくなってしまって、自分で現場にも出て営業もやってと最初の半年はとても苦労しました。睡眠時間も毎日4時間とかでしたね(笑)

す、すごい。。。柴山様はどのような経緯で建設業界に入られたのですか?

高校卒業後にアルミ缶を製造している工場に就職しました。安定した給与が貰えて、なに不自由なく普通の生活を毎日送っていました。ただ、この会社に入社する数ヶ月前にふと違和感を感じまして「明日辞めよう」と思って次の日に退職届を出してましたね(笑)今思うと自分の心に耳を傾けて違和感を感じたら一歩踏み出すことが本当に大事だなと思います。

御社の業務内容を教えてください。

総合建築業として建物に関係する全般の施工を行なっています。家の中だけではなく屋根とか庭など外の工事まで幅広く行なっております。

貴社の特徴や強みを教えてください。

この業界って上下関係凄いはっきりしているイメージだと思うんですけど、うちの場合だととてもフラットな雰囲気が特徴的ですね。ただの雇用している側と雇用されてる側という関係ではなく家族のような、全員が主役となるような組織です。強みに関しては屋根の施工(建築板金)の技術力に一番自信を持っております。

お仕事に対するこだわりはありますか?

お金をあまり見てないので儲からない仕事でもお客様のために受注して誠心誠意お仕事に取り組ませてもらっています。もちろん非営利団体ではないので赤字こいてまでやる必要はないですが取り分はそこまで重要視していないです。そこに固執して欲剥き出しでやってしまうと、材料費も高くなってきているので依頼者側の負担が増えてしまいますので。お金ばかり追うような時代に逆らったやり方しちゃうと生き残っていけないと思ってますので。

建設業をやっていてやりがいを感じる時ってどんな時ですか?

お客様から「ありがとう」と言ってもらえたときですね。

会社経営で苦労されたことはありますか?

順位をつけるなら創業期が大変でしたが、今は人間関係の大変さを感じることが多いですね。自分たちもばりばりの平成生まれなのですが、僕らよりさらに若い世代の従業員と接すると考え方も全然違いますし、教育育成の部分でどうやって伝えて理解してもらえれば士気高く頑張っていってもらえるかなと常に頭を抱えながら考えるようにしてますね。

会社をやっていて嬉しかったことはありますか?

独立当初「お前じゃ無理だ」と周りの先輩からかなり言われたんですよ。でも徐々に「お前凄いな」と言ってもらえた時に達成感と言いますか認めてもらえた時はとても嬉しいですね。今では、うちの会社に仕事ほしいとまで言ってくる当時の先輩もいるくらいなので本当にここまで頑張ってきてよかったなと思いますしこれからももっと頑張っていこうと思っています。

今後の展望を教えてください。

今は建築業で進んでいますが、ゆくゆくはファッション関係や待機児童問題を解決するような施設運営にも携わっていきたいと思っています。自分が信頼できる人がいたら建築業は任せて徐々に事業多角化に向けて奔走していきたいです。子供が3人いるので保育園に入れないから働きに出られないとかっていう問題を間近で見ていてなんとかしたいなと思っています。

最後に若者にメッセージをお願いいたします。

今の若い子達って我々の世代と比較すると守りに入ってしまう子が多い印象です。もちろん迷いが1ミリでもあるなら辞めた方がいいですし、ただやりたいことがあるのならやった方がいいと思います。行動できるかどうかで今後の人生が良くも悪くも変わります。やりたいことがあるなら友達でもいいので「○年以内にこれをする」などと公言していった方がいいと思います。口に出したからには曲げられないですし、やらざるを得ない状況を作ることをお勧めします。

渡邊さん、柴山様、本日はお忙しいところ貴重なお時間をありがとうございました。

ありがとうございました!

■会社名:真誠創工
■代表取締役: 渡邊真也
■所在地:〒084-1308 茨城県筑西市二木1411
■設立:
■事業:建築板金、建築塗装、外構工事、リフォーム全般